プログ

スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

アメリカ旅行紀〜5日目〜

今日の目的地は、そもそもの旅行の目的である、Google本社とアップル本社の聖地巡礼。 これを敢行し、岡田斗司夫氏がYouTubeで面白いと言っていた、ウィンチェスターミステリーハウスに行けたら行くという強行軍である。 私はスマホを片手に、サンノゼを目指…

アメリカ旅行紀〜4日目〜

この日も現代アートを追いかける予定だったが、まずはTwitter社を見る。 と言っても看板だけ。日曜日なので閉まっている。 向かいのスタバからも撮影。 スタバもチップを取って来る。クレカで払おうとすると、チップボタンが存在する。 1ドル、2ドル、3ドル…

アメリカ旅行紀〜3日目〜

夜中の3時くらいに起きて、夜の喧騒を引き継いだカジノで遊ぶ。 遊ぶとは言ったものの、せっかくラスベガスに来たのだから、と言う責務に近い。 1時間くらいで100ドルくらいを消化し、責務を果たした。 ラスベガス、そこは狂った田舎町だった。 たった2日い…

アメリカ旅行紀〜2日目〜

ラスベガスはカジノのために来たのではない。 アンテロープキャニオンが見たいのだ。 アンテロープキャニオンと言うと、Windowsにも macにもデスクトップの画像として採用されており、自分としては、死ぬ前に見たいと思っていた。 今回の旅は、自分の中でコ…

アメリカ旅行紀〜1日目〜

16時45分に離陸する筈の飛行機は定刻になっても飛ばなかった。 理由は天候だそうだが、警備員が言うには成田はワインが一本足りなくても離陸できないから、そう言う理由で遅れているのではないか、と言う事だった。 結局離陸できたのは5時半で、それでも定刻…

〜回顧録17〜広告バン

自主制作アニメなど締切がある訳でも無い。 完成したってやる事はYouTubeに上げるだけ。 完成したアニメをmpeg4と言う映像形式に書き出してUploadのクリック1つ。 それで世界が変わる筈だった。 が、特に話題にもならず、淡々と日々が続いた。 アニメが1000…

〜回顧録16〜震災

その頃、東日本大震災が起きた。 私が富士見台のドラックストアーから出た瞬間だった。 今まで体感した事の無い大きな揺れだった。 普段塾で理科を教えていた私は、自分がマントルと言うマグマの海の上に浮かぶプレートと言う小船の上にいる事を体感した。 …

〜回顧録15〜野村監督のギャラ

暫くして、Wさんから再び連絡があった。 新しいアニメの企画を考えて、ワンセグ企画に応募しよう、と言うのだ。 私は拒否した。 「聖アニマル学園」をYoutubeで発表する事しか考えていなかった。 しばらくしてまた連絡があって、どうしても了承しない私に諦…

回顧録14〜ワンセグ企画〜

私は新しいアニメの構想を思いついた。 とにかくヒットするものを、と目を血走らせていた私は「学園」と「動物」に目を付けた。 ろくでなしブルースやGTOなど(古い)、ヒットするコンテンツは学園モノが多い。また、Youtubeでは動物の映像が再生数を伸ばし…

回顧録13〜ユーチューバー〜

もう億万長者も目前か、などと有頂天となっていた私だが、初月の売り上げは1万円程度だった。 どの様に収益化したか、というと、物語を前後半に分け、前半無料、後半を有料にした。 今自分でプログラミングをし始めて思うが、収益化の実装は技術的に難しい。…

回顧録12〜クラッシャー〜

私は受賞からデビューという華々しい?道を辿り、漫画家の先輩に奢ってもらったりして、少し良い気分になっていた。 ムック本にも再掲されたのだから、きっと次も描きませんか、という話がある筈だろう、そう思っていた。 その時である。 なんと、突然「漫画…

回顧録11〜出来れば低い壁を越えたい〜

私は再びネーム地獄の日々を送った。 Tさんと一緒に受賞したのだから、私はTさんと一緒に漫画を描きたかった。 しかし、Tさんはヤングマガジンで担当がいて、月に何回かはネームを持っていかないといけないらしい。 だから私は一人で「サイレントモールス」…

回顧録10〜ビッグマウス〜

大分間が空いてしまったが、応募後の話を書いていきたい。 応募して3ヶ月くらい経って、全然連絡が無かったので、もうダメかな、と思っていた。 ある日突然、家の電話が鳴った。 トキワ荘プロジェクトの家には固定電話があるのだ。 住所を書いたが電話番号…

回顧録9〜共作〜

話は担当が外れた事に戻るが、ようやく自分の才能の無さに気づいて一週間くらい凹んでいたと思う。 担当が自分で降りる、と言った漫画家仲間の話など、聞いた事がない。 襖越しの共同生活をしているTさんはそんな状況を見かねてか「そのネーム、オレが直した…

回顧録8〜漫画家アシスタント〜

大学を卒業して一年くらい経った時の事である。 同居人のA君が漫画家アシスタントをしていたのだが、辞めると言う。 私は丁度、漫画修行がしたいと思っていたので、代わりにやらせて貰えないかとA君に頼んだ。 自分で描いた背景と、I can seeを送ると、とり…

回顧録7〜担当が外れる〜

出オチみたいなタイトルで内容は分かると思う。 希望はすぐに断たれるのだ。 トキワ荘に入って、ちょうど一年が過ぎ、私は「I can see…」のネームを直していた。 ネームというのは本来、連載漫画家なら20ページの漫画であれば1日で終わるらしいので、私の描…

回顧録6〜担当が付く〜

2007年、10月「I can see…」と言う漫画を描き始めた。 人と人の間に存在する愛を見ることが出来る女子高生の話であった。 この話はネームという漫画の下書きを描いた時点で、ふすま越しの隣人Tさんが褒めてくれた。 私自身も手応えを感じ、完成させて、小学…

回顧録5〜塾講師を始める〜

私は当時、大学のデザイン学科で学んだ技術を活かしてDVDのメニュー画面を作るバイトをしていた。映画のDVDだと研究室の先輩に聞いて入ったのだが、入ってみるとほとんどエロビデオだった。フォトショップと言うソフトで100本くらいは自分が作ったメニュー画…

回顧録4〜Tさんとの出会い〜

トキワ荘に入居した時から、隣の4畳半の部屋には入居の面談の時に出会ったM氏が管理人として住んでいた。M氏とは部屋がふすま越しであり、とにかく部屋が汚かった。M氏は朝起きると「ニャー」と言いながらシャワーを浴びて、仕事に向かうので、私はいつも起…

回顧録3〜取材されました〜

トキワ荘に引っ越した。 バイト先から借りたトラックで3往復くらいして、明け方までかかったが、何とか荷物を運び込んだ。 引っ越し当日にM氏から連絡があって、バンキシャと言う番組が夢見る若者を取材したい、と言う事だったので、別に良いですよ、と言っ…

回顧録2〜はじめての持ち込み〜

私が漫画を描くのは2作目だった。 1作目は高校1年生の時に描いた「熊オヤジ」と言う作品で、失踪した父を捜した末、山奥で熊狩りをして生計を立てる父と再会する、と言う謎な話だった。 それはジャンプに応募したが、見事落選した。 その2作目「アンチユ…

回顧録1〜トキワ荘プロジェクトへ入居〜

人生も半分過ぎ、いつ死んでもおかしくないので、回顧録など。 高校時代は真面目で、大学時代はややデビューに成功し、ただの調子に乗った若者だったので読むに足らんかと思い、少し苦労をし始めた大学卒業後から。 私は大学4年になってすぐ、就活を辞めた…

進撃の巨人最終話の感想 ※ネタバレ

進撃の巨人を最終回まで読んで、めちゃくちゃ面白いけど、ちょっと後味悪いなぁ。。と思っております。 モヤモヤする自分の心を何とかするために書いてます。 最後、エレンは死ぬし、それは良いとして、何も衝撃が無い、奇跡がないラストで残念。 巨人の力は…

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい 作者:瀧本哲史 講談社 Amazon 読んで面白かった。しかし、僕の様な凡才の読み物では無いな、と感じた。要約するとスペシャルであれ、と言う事かと思いますが、人口比率的にスペシャルは少ないからスペシャルな訳であって。そもそ…

AIのお勉強2

前回の内容はonnxがunityに読み込めないよ〜、と言うところでしたが、これはmicrosoft.mlや、onnxruntimeなるプラグインを入れることで解決出来ました using Microsoft.ML.OnnxRuntime; これを導入するにあたって、上記の様にC#の冒頭に書けば解決するかと言…

AIのお勉強

最近やっている事をダラダラと書きます。 コインパズルの対戦モードを作るにあたって、以前、人vs人を作ろうとしたのですが、そもそもやっている人が少ないので、全然マッチングしないんですよね。 それで、AIを利用して、CPUと闘うものを作ろうと思っている…

「重力とは何か」を読んで

www.amazon.co.jp 前回も紹介したこの本、久々に面白かった。 「エレベーター中では重力が増すが、増えて感じる、訳ではなく実際に増えている」 「ブラックホールの状態を記述するには、その表面だけをチェックすれば良い」 「超弦理論はどうやら正しい」 こ…

主観的世界

最近「重力とは何か」と言う本を読んでいる。 https://www.amazon.co.jp/重力とは何か-アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る-幻冬舎新書-大栗-博司/dp/4344982614 これが滅茶苦茶面白い。 「時間は存在しない」と言う本も面白かったけど、それよ…

スマホのための楽器「MathMusic」リリースしました

コインパズルを作ってもう2年くらいになります。 ようやく次のアプリを作ろうかな、と思い、長年の夢であった「BlueNote2」の進化版をリリースすることができました。 MathMusic Yaneurabeya Music Free apps.apple.com play.google.com このアプリの構想は1…

アニメ業界を辞めて思う事

アニメ業界を辞めて3年経ちますが、ずっと感じていた事を書かせて頂きます。 アニメ業界は基本30分の枠、3000万で作っています。 ですのでワンクール12話で3億6000万です。 儲かってると思いますか?? いえいえ、アニメは1秒24枚の絵が必要です。では、1枚…