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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

ヨーロッパ旅行紀 7日目

新しい仕事に就きました。といっても職種は同じですが。
毎日忙しいです。新しいアニメも毎日一時間ずつ作る、と言う不思議な生活をしています。
ところで、ヨーロッパ旅行紀をまた少し書きます。



7日目 オランダ入り
ベルギーでの朝も、どんよりと始まりました。
あと、何日ヨーロッパでの生活が続くのだろう、と思うと少し気が滅入りました。
これはそう、確か小学校の頃入院したとき、後何日入院しなきゃいけない、とどんよりした気持ちで居た時の様です。。


かなり迷った挙句、オランダに行くための駅のホームに着いたのですが、本当にこのホームでいいのか、とても不安でした。
しょうがないから駅で掃除をしている人に尋ねてみました。
するとその人は電光掲示板を指してこう言うのです。
Don't you have eye?
お前、目、付いてんのか?
と。。


いや、掃除してる人って言っても、一応駅員なんだからその対応は無いだろう。。と憤りましたが、とくに何も言い返せませんでした。
さらにその掃除してる人、別に誰にでも冷たい対応って訳じゃ無いみたいで、アジア人にはかなり冷たい様子でした。
ヨーロッパ至上主義なんでしょう。
もう、ベルギーなんかよりはやくオランダ行きたい。


そう思っていると、電車の遅延。
もう少し待っていると、アムステルダム行きの電車は運休になったのです。


どうしようも無い中、駅員さんに聞いて、他のどの電車でも使えるスタンプを押してもらいました。
それで何とか他の電車に乗ってアムステルダムに行く事ができました。



そうして降り立ったアムステルダム
前の不安な気持ちは引きずっていましたが、街の雰囲気は明るく人々も優しいのです。
ブラリと立ち寄った店で、ペン売ってますか、と聞くと、オーマイフレンド、売ってるぜ、とメチャメチャフレンドリーに応えてくれます。
一瞬でオランダ好きになりました。


ホテル・オリエンタルと言う何となく良さげなホテルを見つけて入りました。
一泊50ユーロとまぁ、普通。
中は迷路みたいな階段があって、その建築の適当だけれどお洒落な感じがヨーロッパ的で良かったですね。


その後、街をブラブラしていたら、H&Mを見つけました。
H&Mは東京にいっぱいありますが、どこも混んでいてあまり買い物をする気になりません。
しかし、アムスは人数と都市のバランスがベストなのです。
混みすぎず、過疎でない。
そのH&M中で日本人と出会いました。


21歳の彼はホテルオークラに勤めるイケメンの料理人です。
いきなり話かけたにもかかわらず、フレンドリーに対応してくれました。
その彼と夕食を共にする事になり、チャリの後ろにのっけてもらいました。
アムスは、自転車でウロウロするのにちょうど良い街みたいです。


夕食には、ロットニー(オランダ読みではローニーらしいw)と言う彼とともにホテルオークラで働く料理人も一緒になりました。
オランダ料理、美味かったですね。
ワインが出て、何故かフランスパンも付いて来るのは、フランスと同じでした。

その彼とその後、オランダのカジノに行きました。
そのカジノ、レッドカーペットが敷き詰められてて、かなり豪華でした。
そこで、彼の勧めでブラックジャックをしました。
彼の言う通りに賭けたら、5千円勝ちました。
彼は1万勝ちました。
彼は負けた事ないらしいです。


そこで気になったのは、中国人のおばさんの多さ!!
髪は白髪でまったくお洒落をする気も無く、冴えないおばちゃんが血眼になって、ブラックジャックにかじりついているのです。。
挙句の果てには、そのおばさん負けがかさんでイライラしていたのか、自分の判断より初心者の僕の判断を信じて、僕に賭けて来る始末。(ブラックジャックは他人にお金をかけ、他人が勝てば自分も儲かると言うシステムもあります)
多分旦那の稼ぎをジャブジャブ使ってるんでしょう。
漫画のカイジに出て来そうなダメなサブキャラの様です。


その後は、オランダと言えばトランスミュージックなので、彼とクラブに行きました。
そして一瞬で帰りました。
中には人っ子一人おらず、さすがにテンション上がらないかな、と言う彼の判断でした。
別に僕は音楽が鳴ってればいいんですが。

出る時に店員から
「Hey,this is not gay bar!」
と叫ばれ、二人で爆笑しました。

と言う訳で辛かったベルギーを抜け、アムステルダムは結構楽しい感じで始まったのです。