そろそろ忘れそうなので書きます。
最近は仕事が忙しいというか、普通だと思います。
仕事は英語でビジネスなんで、そんなもんなんだと思います。
この分量をこなして、家でも頑張んないと自分の人生はここで終わりでしょう。
頑張るって言葉が嫌いだったのですが、頑張らなければいかんのでしょう。
8日目〜トイカメラ買う〜
ええと、8日目は朝起きて、アイ・フィルム・ミュージアムに行きました。
アムステルダムに入り込んでいる湾を汽船で渡って、対岸に美術館があります。
確か、とても船の上が寒くて、カモメとか鳴いていた気がします。
みんな、この汽船は日常使うものなので、外を見ず、読書していました。
ボクは外の景色がとても新鮮でした。
この美術館!
外観からしてヤバいと思います。
中もこんな感じ!
オランダってデザインが一歩二歩先行ってると思いました。
その先行ったデザインを受け入れる事ができる国民も眼が肥えている。
このミュージアムはフィルムミュージアムなので、基本的に映画館です。
もちろん商業映画じゃなくて、単館系です。
だけど、他の美術館も行きたかったので、映画は見ませんでした。
そこでカメラを買いました。だから、この日から写真があるんですね。
そこを出て、デ・アペルと言う美術館に行きました。
そこも、街の小さな美術館です。こじんまりとして、良い美術館でした。
表参道とかにある、アート好きが行きそうな感じ。
ただ、人は全然居ないですね。儲かってるのか不安。
そこに行く途中の街の眺め。
ビューティホー。
オランダは高緯度なので、冬はすぐ日が暮れます。
その後、NEMOと言う国立科学館に行きました。
ここは、大いに刺激を受けました。
中は科学をいかにエンターテイメントとして昇華するか、という事に腐心していました。
実際に滑り台を滑る玉の速度を比べて、物理法則を体感したり、三平方の定理を体感できるパズル、音の波形を表示するオシロスコープとか、そんなものがざっと100くらい並んでいます。
だけど、一番驚いたのは、テーマがセックスのスペースがある事でした。
右と左に口があって、口に手を入れると舌が動いて、それでカップルが手を握るとディープキスになると言う仕掛けがあって、それは思わず笑ってしまいました。。w
まぁ、そんな仕掛けがいっぱいあるんですが、それが子供も普通に来る場所にある訳です。
普通に子供も見る訳です。
日本において、子供から性は遠ざけるべき存在であり、大人になってもやんわりとタブー。
その姿勢は正しいのか。
そもそも、何故性を隠すのか。
隠す必要があるのか。
そして、さらにその上をいくのが、オランダならではの麻薬コーナー。
女の人が踊っている映像があって、それにマリファナボタンを押すと、踊ってる人がちょっと違った動きをします。
これは、マリファナを吸うと、人がどんな風な動きになるか、ってのを再現してくれます。
マリファナ以外にも、コカイン、アルコール、いろんなドラッグのボタンがあります。
その前日に会ったロットニーが言っていた言葉を思い出しました。
「何で日本ではマリファナが非合法でアルコールが合法なのか分らない」
ボクはこう返しました。
「アルコールが合法じゃないと、儲からない会社がいっぱいあるからね」
ロットニーは納得してくれました。
その後、ロットニーとはfacebookで友達になりました。
ロットニーは勤めていたホテルを辞めたそうです。
「毎日違う客の相手する事に興味が持てない」
そうです。
ロットニーは会社を2つ既に経営している、と言ってました。
ホテルはそのための修行だと言いました。
グッドラック。
オランダはドラッグも、セックスも全部自由。
それは、それに溺れない自信があるからなんでしょう。
オランダの開放的で潮の臭いのする空気は、今、文章を書きながら少し、思い出せる気がします。