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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

電子書籍について思う事

今日は挑戦的な事を書きます。
わりと今のボクにとって大事な事です。
電子書籍は過渡的な物だと言う事です。
ケータイ漫画と同じ様に。


表現が電子メディアに乗っかれば、音楽を付けたり、絵を載せたりが手軽に出来ます。
そこで敢えて文字だけの媒体で勝負しようなんてナンセンス!
と思うのです。
小説や漫画を読むなら、普通の本がボクは好きです。


だから、例えば雑誌が電子書籍化しても、ウェブサイトには敵いっこ無い訳です。
PDF化されたnissenよりもzozotownの方が、購入に繋げやすかったりして、いいと思う訳です。


過去をさかのぼって考えてみると、表現は常に技術の制約を受けます。
例えば漫画は、印刷がカラーだと高いから白黒です。
しかも、グレーは使えません。グレーも高いからです。
だから、スクリーントーンを使って点々でグレーを表現します。


しかし、カラーは高いと言う時代は終わりました。
ネットでは色の制約はありません。
しかし漫画はあまりにも愛されているため、日本ではネット漫画も白黒、と言うノスタルジーな現象が起きています。
もちろん作り手の手間やスキルも関係していると思われます


だけどこれも、過渡的な物だと思います。
ネット漫画が普及すれば、きっとカラーが浸透します。
スクリーントーンや漫画独自の写植は、平成の世を思い出すシンボルとして末永く残ることでしょう。


また、漫画表現にも仕掛けが増えてきます。
効果音が付いたり、BGMが付いたり。。
アプリに近づいて来るでしょう。
物語アプリです。
自分なりの答えがコレです。


電子媒体には、書籍だけじゃなく、ゲームものっかってきます。
そこで漫画や小説はゲームに勝てるのか。。と思ってしまいます
要するに、物語を扱う媒体は、その見せ方をちょっと工夫しなきゃいけないんじゃないのか、と思う訳です。
だからと言って、ゲーム的要素を混ぜると言うのも、違うんじゃないかな、とも思う訳ですが。
見せ方が自由になる分、そこも含めて勝負になってくるんだと思いますね


結論として、電子でやるなら書籍じゃないっしょ!アプリでしょ!と言う事が言いたい訳です。
アプリと言う言い方も横文字なんであんま好きくないですが。。


今、就職氷河期だから、新メディアを開発する人はわんさかいると思うんですよ



近い将来、子供にiPadを渡して「本読んでなさいね」って時代が来ると思うんですよ。
そしたら子供は、今のままだと勝手にゲーム始めちゃうと思うんですね
そういうときに子供に物語を読み続けさせる工夫がいると。思うわけです