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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

本当の世界

哲学的な話だけれど、ボクらの見ている色ってのは、これは光の波長に合わせて人間が勝手に色を付けているに過ぎない。
だけど、それは熟れたリンゴを見分けれる能力として一応の効力を持っている。
また、光はこの世界に個体として存在するもので反射するため、この世界の形を知るためのものとして、とても適している。


音も空気の疎密である。
つまり、空気の分子がたくさんある場所とそうでない場所が繰り返し耳の中に入る事によって、人間は音が聞こえたと認識する。
これも、声と言う意思伝達のツールとして、ある程度の効力をもっている。


みんな知っている事だと思うけれど、結局人間の感覚世界とは本当の世界をベースにした、虚構に過ぎない。
が、本当の世界が色も音も無い無味乾燥とした世界ならば、この世界の情緒的な雨の音や、美しい木々の緑も、全て虚構なのだろうか。


それらは、もともと情緒的で美しいものなのではないか。
情緒的で美しいものが、情緒的な雨の音や美しい木々の緑に姿を変え、感覚世界を通して我々に訴えかけて来るのではないか。
だったらいいなと思う