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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

吸引力は批評できない

モノが売れるか、モノを売る事が出来る作家であるか、と言う事を考える時に、割と人間を掃除機に例えればいいんじゃないかな、と思っている


どういう事かと言うと、作家と言う掃除機でお金を吸い込むのである
その時に一番鍵になるのは吸引力である
例えば漫画だったら、絵が下手だとか、構成が下手とか、そう言う作家としての問題点は、掃除機のパイプの詰まりである
だから、絵がヘタクソでも、吸引力があれば、パイプの詰まりがあってもゴミを吸い込める掃除機の様に、お金を吸い込む事ができる


じゃあ、その肝心の吸引力は何なのか、って話だけど、努力を含む才能と言う名のエネルギーだと思う
物凄い早さで回転する良いエンジンでなければ、パイプが奇麗な状態でもお金を吸い込む事はできない


で、実に偉そうな話なんだけど、人の作品とかを見て、批評する時に、吸引力については何も触れる事はできない
絵が巧くなれば、とか、構成力がつけば、とか、言えるけど、そのエンジンについては、失礼になるので、絶対に触れる事ができない
作家を目指している人は、エンジンについては、皆一様に自信を持っているし、とやかく言えないのだ
もちろん自分の場合もそうなので、質が悪いと思う
本当は才能なんか無かったとしても、誰も言ってくれないのだ


この例えは割と色んな事に応用が効くと思っている