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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

大分前、美術館に行った話

相変わらずファインアートはよく見ます


森美術館東京都現代美術館は作品が変わる度に行く様にしています


、、が、飽きた。最近、飽きが来たのかもしれません
はたまた、もっと奥深くには深いものがあるのかもしれませんが、感じ取れていないのかもしれません


アイウェイウェイもレベッカホルンも、イマイチでした。。
特にレベッカホルンは、85分くらいの映像作品をダダ流しにしていたりしました
85分アーティスティックな映像見せるってもはや暴力行為ですね
美術だから伝える努力をしなくていい、って言う姿勢はよくないと思います


ファインアートには、水戸黄門の勧善懲悪的な起承転結、すなわち文法があって、どの作品も手を変え品を変え、その文法を使って表現している様に思えてしまいます
大学の時はその文法が新鮮で、目を輝かせてみていましたが、今は、またか、くらいに思えてしまいます
その文法の先にあるものも、分かりきっていたり、文法だけだったりする気がします


実は先日、アートテラーをやられている偉大な先輩と美術館に行ったんですけど、先輩の話によると、最近のアートって、アーティストが職人さんに作らせているものが多いそうです
それを聞いて、ちょっとがっかりしてしまいました


昔のアートって、ピカソにしろゴッホにしろ、絵画にはその作者の息づかいが込められていたと思うんですよ
で、その微妙なニュアンスとかが、「イイ」ってなる訳で、それが作者の感性なわけで、誰かに指示出しして作ったとしたら、それは、アーティストじゃなく、職人の作品だと思うんですよ
アートにも産業革命的な事が起こっているのだとしたら、最悪だと思いますね
そういう、計画性とか、商業性とかを超越した場所にアートがあって欲しいと思うわけで


とにかく、ファインアートはもう飽きた
多分、それでも行くけど。。