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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

東京都近代美術館〜日本彫刻の近代〜

http://www.momat.go.jp/Honkan/Sculpture2007/index.html

あいかわらず美術館は貪欲に制覇すべく昨日、裁判所に行くついでに行って来た
どうも竹橋にある東京都近代美術館は、レトロやなぁ、っていつも思ってたんだけど、当たり前だよね
だって近代美術なんですもの
近代って要は50〜100年前の事だよね
昨日気付いた


一緒に見に行った竹上先生と議論になる
彼は具体的な彫刻、つまり、人間の肉体や顔等を好んだ。手とかね
ボクは抽象的な表現のノグチイサムとか、そういう彫刻を好んだ


彼の言う事は非常に面白い
様は、具体的なものがそこにある、と言う事が非常に重要だと言うのだ。存在感とかが大事だと言う
彼は生活感を大事にしている
そう、そう言う実際に存在する感じが大事なんだそうだ


ボクらは世の中をどれほど見れているか
存在するものは総て存在しているのだけれど、存在感は確かに違う
ヒトの存在感。モノの存在感。それぞれによって雲泥のさがある
なんで??


ボクはよく、そういう彫刻は人体をまわりを粘土で固めて型を作り、その中に金属でも流し込んで彫刻を作ればいいじゃないか、とおもってしまうのだ
リアルを追い求めるにはそれが一番正確な筈だ
しかし、高村光太郎なりは、その実際のものを象ったときよりも、存在感を出せてしまうから、それが芸術なんだろう


ちなみにボクが抽象的な表現を好むのは、表現手段が無限に存在するからかな
そこに何を表現したいのかとか、何を感じるかとか、いろいろ考える範囲が残っているのがいいのかもしれん