またあっという間に夏が終わりそうになっている。
今日、仕事の合間に、公園で一人、スワンボートを眺めながら飯を喰っていると、ツクツクホウシが鳴いていた。
もう多分、若くない。
若くないな。。
いや、まだ若いかな。。大丈夫だよな。。
今年もやはり廃墟に行った。
三島由紀夫は「人間、平和になると破壊されたものを求めて廃墟に行く」と本に書いていたが、多分その通りで、軍艦島には大勢の観光客が訪れていた。（ただ軍艦島ブームなだけ？？）
人が多過ぎて、得意の感傷に浸る事もできず、廃墟に来た意味が無いなぁ、と思った。
上陸できないし、、
と言うか、波が0.5m以上の日は上陸できません、ってハードル高すぎないか？？
そんな感じで、２mは超えようかと言う外海の大波に煽られながら、遠くから切なく軍艦島を眺めた
そうしていると、隣に軍艦島に昔住んでいた、と言うおじいちゃんが座った。
「あの辺よ、あの辺に住んどったんよ！」
おじいちゃんは懐かしそうだった
自分の故郷が廃墟の聖地とか言われたら、結構嫌かな、とか思った
世界遺産になって欲しい。。
