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宗教と現代がわかる本2008

宗教と現代がわかる本 2008 (2008)

宗教と現代がわかる本 2008 (2008)

ボクはやっぱり宗教に興味があるんで、結構厚い本だったけど、読む事ができました。
現代の論客達が、評論を寄せています。国語のセンター試験の第一問って感じの文章が延々と載ってて、まぁ、決して面白い本ではありません。


やっぱり、「現代」を扱った本なので、「萌え」についての見解が多く出てきます。
少し上の世代のヒトの目には、今のニートやオタクと呼ばれる人々は、非常に奇妙に映る様です。
論客達は、彼らや、「萌え」と言う概念を何とか理解しようとしようとしています。


一番面白かった「萌え」の解釈。
「神は自然に対する畏怖を具現化したものであり、萌えは異性に対する畏怖を具現化したものである。」
なるほど〜と思いませんか?
昔のヒトは、自分たちではどうしてもコントロールできない自然と言うものに脅威を感じ、何とか親近感が持てるものにしようとして、人格化した。
それが「神」
現代人は、コミュニケーション不足が原因で、異性に畏怖の念を抱いているので、なんとか、親しみがもてる様に、デジタル化を行う。デジタル化された異性を総称して「萌え」と呼ぶ。
人間が人間に畏怖の念を持つって、、何なんでしょ、、