- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/08/01
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↑ヤフーのこの映画のレビューです
世界に冠たる黒沢清監督の作品は、商業的とは言いがたく、一般層からは全く理解されません。
それは、このレビューを見る限り、事実なのでしょう。
しかし、ボクが通っていた映画美学校では、大絶賛されます。
要は、リテラシーが必用なのです。
映画を見る高いリテラシーが、黒沢清監督を見る時には、必用になってくるのであります。
ちなみにボクはリテラシー持ってません。
この作品のメッセージは、秋葉原の事件に共通するものがあります。
幽霊が最後に「私は死んだ。だからみんな死ね」と言うのです。
これって、加藤容疑者の心情そのものじゃないでしょうか。
しかも、幽霊は、私がこうなったのは、皆が見て見ぬ振りをするからだ。と言います。
ボクは勝手にこの映画には、そういう社会の現状を反映していると解釈してしまいました。
「何とかしろ」って言っているのではなくて、「今、こうなんだよ」って言ってる感じですね