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スマホアプリ「コインパズル」開発者の日記https://bit.ly/35gpWAB

江戸東京博物館

葛飾北斎展は本日が最終日であるコトに加えて、大相撲初場所も今日が千秋楽と言う事で、今日の両国は賑わっておりました
江戸東京博物館はエキセントリックな作りで、どことなく東京ビックサイトに似ております


当の葛飾北斎展はと言うと、やはり素晴らしく、漫画家志望のワタクシといたしましては、非常に参考になりました
カラー絵のグラデーションや、波の表現等が素晴らしいのは言う迄も無いのですが、もっと感動したのは筆で描いた墨絵でありました


昔は当然の事ながら鉛筆等は無く、一発で絵を仕上げなくてはいけないのですが、ものの見事に一発で人物の緩やかな曲線や、建物のピシリとした直線を表現できていて、その高い技術に圧倒されました
「絵師」と言う言葉がやはりピッタリくるのであります
芸術家と言うよりは、職人っぽさを感じました


北斎の絵は、同時期の西洋の高級感あふれる絵画よりも大衆娯楽的な要素が強いと感じました
それは、昔の日本も今と同じで「分かりやすくて質の高いものが好き」と言う日本人の傾向を反映したものだと思いました